- 年齢:30代前半 職業:管理職(エンジニア)
- 大学卒業後、ソフトウェア開発一筋でやってこられたBさん。昨年、売り上げが大幅に落ち込んで経営状態が悪化し、リストラされた同期も出てきたそうです。このまま会社にいるのは正しい判断なのかどうかで悩まれているところ、チームリーダへの昇格がきまり、部下を4人持つことに。技術者としての自信はあるものの上司として上手く部下を育成できるのかという不安が、過食症をまねいて……。最近では一日に5~6食は食べ、そして吐いてしまっているそうです。

まずはフィジカル面から健康を取り戻すため、健康管理シートをお渡ししました。吐かない日があったらシートにシールを貼り、シールを貼れた日は趣味でもあるネットワークゲームで遊ぶという自分へのご褒美を。カウンセリングはそれと並行して行いました。テーマを絞らずに会社や普段の生活で起こったことを話してもらいました。すると、私からは「受験にしてもクラブ活動の役員就任にしても、前向きに動いて自分の行動に責任を持っている」ように見えることも、ご自身は「いつも逃げ腰だった」と捉えられていて……。ご自分の評価を適正なところまで持っていくよう、「聴く」カウンセリングを通じてサポートしました。
カウンセリングを続けていくなかで、小さな解放感を得られていく様が分かりました。自己評価を適正なところまで上げていくことで、自分で自分をとじ込めていた殻をやぶることに成功されました。成功体験をつくることで、部下に対する指導にも徐々に自信を持てるようになったそうです。過食症で吐いてしまうことはほとんどなくなったものの、極度のストレスを受けるとついつい食べてしまうとのこと。しかし、この傾向も薄れつつあり、ほとんど問題のない範囲でした。Bさんからは「世界が広がり、毎日が新しい発見でいっぱいです。食べ過ぎで吐くこともなくなりましたし、本当に来て良かった」というお喜びの声を頂戴しています。























